「資源ごみ」とは、再利用、または再資源化して活用することができるごみのことです。神戸市には資源ごみという分別区分はありませんが、市は分別収集しているごみを仕分けてリサイクルしています。
この記事では神戸市における資源ごみに該当するごみの処分方法を解説しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。
神戸市における資源ごみ
書き出しで紹介したように、神戸市には資源ごみという分別区分はありません。神戸市で「資源回収」というと、地域で行われている回収活動が挙げられます。
この回収活動は、自治会や子ども会、老人会、婦人会、PTAなどの地域団体が開催しているもので、神戸市は助成金を支出して活動を推奨しています。この資源回収で出せるのは、以下のようなものです。
・新聞、ダンボール、雑紙、牛乳パックなど(古紙)
紙くずや汚れていない紙であればほとんどの紙が該当します。写真やカーボン紙、感熱紙などは対象外です。
新聞やダンボール、雑紙はそれぞれ分けて、ひもで十字にしばってください。雑紙などしばりにくいものに関しては紙袋に入れてからひもでしばります。雑誌などにはさんでしばってもOKです。
牛乳パックはよく洗い、乾かしてからひもでしばってまとめます。プラスチックの注ぎ口が付いている場合は取り除いてください。
・古着や古布
古着や古布も地域団体の活動を利用して処分することができます。出せるもの、出せないものが決められているので事前にチェックしておきましょう。
Tシャツやワイシャツ、ジーンズ、ブラウス、スカートなどの一般的な衣類は出せます。ウール製品や織物も出せますが、ウールマークのない毛糸が使われている衣類は、傷んでいる場合は出せません。
資源回収活動に出せないのは制服類、作業服、わたの入った和服、軍手、ストッキングなどです。詳しくは神戸市のホームページで確認してください。
基本的に汚れているものは出せません。ただ、洗濯してあれば少々のシミは問題ありません。
古着や古布は拠点回収も利用可能
神戸市には古着や古布に特化した「リサイクル工房」が2ヶ所あります。
・リサイクル工房あづま
住所:神戸市中央区吾妻通4丁目1-6コミスタこうべ北棟2階
電話:078-221-3144
・リサイクル工房ほくしん
住所:神戸市北区藤原台北町1-23 電話:078-987-3144
中身が見える袋に入れて持ち込んでください。
資源回収ステーションについて
神戸市は、プラスチック資源に特化した「資源回収ステーション」を各区に設置しています。資源回収ステーションについて詳しくは以下のページで確認してください。
まとめ
神戸市における資源回収についてかんたんに解説しました。神戸市はそのほかに通常収集(スプレー缶、容器包装プラスチック、缶・びん・ペットボトルなど)や民間業者に依頼する形(小型家電、蛍光管など)で資源の再利用に取り組んでいます。