カーペットはサイズが豊富なので、いざ処分するとなると「どうやって捨てればよいのか?」と考えてしまいがちなアイテムのひとつです。自治体により分別区分もまちまちですね。
この記事ではそんなカーペットを神戸市で処分する方法を紹介しています。カーペットの買い替えをお考えの皆様に読んでいただければ幸いです。
神戸市におけるカーペットの分別区分
カーペットにはたくさんの種類がある…漠然とはわかっていましたが、「タフテッド」やら「ジャガード織り」やら「パキスタン絨毯」「ウィルトン織り」などなど、製法だけ見てもさまざまな種類があるようです。私たちはこんなに多様な敷物を「カーペット」とひとくくりにしているわけです。
当然、サイズ、厚みもさまざまなので、ごみとしてカーペットを処分するときの分別区分もさぞかし決めにくいような気がしますが、神戸市はどう対応しているのでしょうか?
「大型ごみ」か「燃えるごみ」
神戸市はカーペットを「大型ごみ」か「燃えるごみ」としています。
市の指定ごみ袋に入り、なおかつ重量が5kgに満たないのであれば「燃えるごみ」。ごみ袋に入らない、もしくは重量が5kg以上になる場合は「大型ごみ」の分別区分になるようです。
いずれにしても神戸市民の皆様は、市のごみ収集サービスを利用してカーペットを処分することができます。
神戸市でカーペットを処分する方法
神戸市でカーペットを処分する方法は市のごみ収集サービスのほかにもあります。ここからは神戸市民の皆様が利用できるカーペットの処分方法を詳しく紹介します。
大型ごみ
部屋いっぱいに敷くタイプのカーペットは、まずまちがいなく「大型ごみ」に該当します。(指定ごみ袋に入らないため)
神戸市は大型ごみを各世帯から直接回収するスタイルをとっています。(戸別収集)
戸別収集は予約制なので、神戸市の大型ごみ受付センターに電話かインターネットで回収を申し込んでください。
・神戸市大型ごみ受付センター
電話:078-392-7953
インターネット:https://www.ogatagomi.city.kobe.lg.jp/Web/top
どちらを利用する場合でも、案内どおりに進めていけば予約をとることができます。
電話で予約をした場合、手数料は大型ごみシール券で支払います。指定ごみ袋を販売している最寄りの業者(コンビニなど)に行き、手数料と同額の大型ごみシール券を購入してください。カーペットの手数料はサイズにより600円または900円です。大型ごみシール券は処分するカーペットに貼り付けておきましょう。
インターネットで予約をした場合はカード払いなどのキャッシュレス決済が利用できます。予約をとる流れで支払いも済ませられるのでとても便利です。キャッシュレスで支払いをおこなった場合はシールが出ないので、自分で「受付番号」「収集日」「金額」を記入したA4程度の紙を用意して貼り付けておきましょう。
収集日になったら、5~8時の間に指定された場所にカーペットを搬出します。
燃えるごみ
神戸市の指定ごみ袋に入るサイズのカーペットであれば「燃えるごみ」として処分できます。ほかの燃えるごみといっしょに袋に入れて、週に2回ある収集日にステーションに出してください。
ごみ処理場に持ち込む
カーペットを神戸市のごみ処理場に持ち込んで処分することも可能です。ただし、「大型ごごみ」に該当するカーペットと「燃えるごみ」に該当するカーペットでは持ち込み先も方法も異なるので注意が必要です。
大型ごみのカーペットは「布施畑環境センター」に持ち込むことになります。事前申請が必要です。以下のページから申請してください。(要e-KOBEのアカウント)
審査が完了してから持ち込みが可能になります。審査完了まで数日程度かかるので覚えておきましょう。
・布施畑環境センター
住所:神戸市西区伊川谷町布施畑丸畑1172-2
※月曜日から金曜日の8時30分から12時と13時から16時に持ち込み可能
※月曜日から金曜日が祝日の場合、8時30分から15時に持ち込み可能
※10kgまでごとに140円の手数料
なお、「燃えるごみ」に該当するカーペットは各クリーンセンターに持ち込むことができます。持ち込み予定のセンターに事前に連絡をしてください。申請手続きと手数料の支払いが必要です。
問い合わせ
東クリーンセンター:078-452-4100
港島クリーンセンター:078-304-0530
苅藻島クリーンセンター:078-652-3398
落合クリーンセンター:078-792-3824
西クリーンセンター:078-974-2005
不用品回収事業者を利用
神戸市のサービス以外に不用品回収事業者のサービスを利用する方法もあります。民間の事業者のサービスを利用する方法です。カーペットのような大きなものであれば、単体で処分する場合でも利用価値がありますが、さらにコスパを良くするのであれば、ほかにも不要な家財を集めていっしょに処分することをおすすめします。
不用品回収事業者は大規模な片付けのときに強い
不用品回収業者は、たとえば遺品整理などの大規模な片付け作業のときにとても便利です。一定量までは同じ金額になる定額制の料金は、分別区分の異なるまとまった量の不用品を処分するときに効果を発揮します。市のごみ収集サービスを利用するときのように分別する必要がないことも大きなメリットです。
まとめ
神戸市でカーペットを処分する方法を紹介しました。
「不用品回収業者兵庫・神戸えびすサポート」は、県内全域で家庭の片付けに関わるサービスを提供しています。カーペットを含む不要な家財の処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。