土や砂、石を捨てようと思ったことはありませんか?これらは自然界に存在するので「ごみ」と認めていない自治体も実は多く存在します。しかし、実際には園芸用の土や砂、石は販売されているので不要になったらどうにかして処分しなければなりません。
この記事では神戸市で土や砂、石を処分する方法を紹介しています。神戸市はこれらをごみとして認めているのでしょうか?
判断が難しい土や砂、石の扱い
書き出しで紹介したように、自然界に存在する土や砂、石を「ごみ」と認めるか認めないか…これはとても判断が難しい問題です。自然界に存在するので、これらが不要になったのであれば「自然に戻す」としている自治体もあるほどです。しかし、園芸用の土や砂、石は買ってきたものですから「自然に戻す」わけにはいきません。それでは不法投棄です。ごみと認められていないのに不法投棄になるというのもおかしな話ですが…
土や砂、石を「産業廃棄物」としている自治体もあります。たしかに造園業者が扱った土や砂、石であれば産業廃棄物に該当するでしょう。しかし、園芸用の土や砂、石についての疑問は残ります。
神戸市は少量の土や砂、石をごみとして収集
前置きが長くなりましたので、そろそろ本題に入りましょう。神戸市の土や砂、石の扱いです。
神戸市は、家庭から排出される少量の土や砂、石であればごみとして収集しています。分別区分で言うと「燃えないごみ」です。ごみ袋が破れない程度(おおむね5kg)であれば月に2回ある燃えないごみの収集日にクリーンステーションに搬出して処分できます。この量を超える場合は処理業者に相談するよう、市は求めています。
量が多い場合に処分の相談が可能な業者
土や砂、石の量が多い場合、何回かに分けて出せればよいのですが、そうでない場合は業者に依頼して処分しなければなりません。ただ、なかなか土や砂、石を処分する機会などありませんから、どこに相談すればいいのかわからない人がほとんどではないでしょうか?ここからは土や砂、石の処分を相談できる(かもしれない)業者を紹介します。
産廃業者
産業廃棄物の収集と運搬をおこなっている業者です。すでに紹介したように、自治体によっては土や砂、石を産業廃棄物とみなしているため、一般の方がこれらを処分する場合でも産廃業者に収集を依頼するよう求めているのです。
「兵庫・神戸えびすサポート」も産業廃棄物の収集と運搬をおこなっています。まとまった量の土や砂、石を処分しなければならない場合はご相談ください。
造園業者
家にある不要な土や砂、石が、造園業者が関わったものであれば、その造園業者に相談してみてもいいでしょう。
園芸店
園芸用の土や砂、砂利などを販売しているお店が近くにある場合は、これらの引き取りが可能かどうかたずねてみてもいいでしょう。可能性は高くありませんが、中には引き取ってくれる店があるかもしれません。
土の回収サービス
園芸用の土限定のサービスです。インターネットでサービスを購入すると、土を送るためのキットが送られてくるようです。自分で土を詰めて送ることで処分できるというわけです。土を捨てるためのサービスまで登場するとは、インターネットのサービスも多様化したものですね。自分で作業しなければならないこと、大量には処分できないこと、などのマイナス面もありますが、ニーズを満たすのであれば利用を考えてもいいかもしれません。
庭に帰す
庭をお持ちの方は、土や砂、石を「庭に帰す」という考え方もあります。自然界に戻すわけではないので不法投棄にはなりません。もちろん、完璧な解決策とはとても言えませんが…
それでも、庭のスペースが許すのであれば、「庭に帰す」ことも選択肢のひとつです。
まとめ
神戸市では、ご紹介したように少量の土や砂、石であれば「燃えないごみ」の収集日に処分できます。ごみ袋が破れない5kg程度の量であれば燃えないごみとして処分することをおすすめします。
大量にある土や砂、石を確実に処分するのであれば産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者に相談するのがおすすめです。
「不用品回収業者兵庫・神戸えびすサポート」は土や砂、石を回収しています。処分にお困りの方はぜひご相談ください。