最近はペーパーレス化が進み、家庭ではあまりプリンターを使うことがなくなったという人もいるかもしれませんね。しかしやはり、あればあったで便利なプリンター。紙を手軽にスキャンしてパソコンやスマホに取り込める機能は、プリンターをほぼ使わない人にとってもときどき使いたくなる機能です。
そんなプリンター、製品としての寿命は短いような気がしませんか?買い替えのサイクルが短いので、それに嫌気がさしてプリンターを持つことをやめる人も少なからずいるかもしれませんね。
この記事では神戸市で家庭用のプリンターを処分する方法を紹介しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。
家庭用プリンターの寿命
書き出しで少し触れたように、家庭用のプリンターはほかの家電製品に比べると寿命が短いような気がします。白物家電なら7~10年程度はもつ(実際は10年以上何の問題もなく使えることもある)と思いますし、メーカーもその程度はもつと考えているようです。
しかし、プリンターはというと、メーカーが想定している寿命は3~5年だそうです。およそ2万回プリントすると寿命に至るという考え方のようですが、それにしても寿命が短すぎるような気がしますね。
神戸市で家庭用プリンターを処分する方法
神戸市民の皆様は、不要になった家庭用プリンターを以下の方法で処分することが可能です。
・燃えないごみ
・大型ごみ
・ごみ処理施設に自己搬入
・不用品回収事業者を利用
それぞれの方法についてくわしく解説します。
燃えないごみ
神戸市では基本的に材質とサイズ、重量でごみの分別区分が決まります。プリンターは金属部品が多く含まれるため、小さいサイズであれば「燃えないごみ」に分類されます。神戸市の指定ごみ袋に入り、重量が5kgに満たなければ「燃えないごみ」、指定ごみ袋に入らないか重量が5kgを超えるプリンターは「大型ごみ」として処分することになります。
「燃えないごみ」に該当するプリンターは、月に2回ある燃えないごみの収集日に処分できます。ごみ袋の口をしっかり結び、収集日の5~8時の間に定められたクリーンステーションに出します。ほかの燃えないごみに該当するごみといっしょに指定ごみ袋に入れてかまいませんが、重量が5kgを超えないようにしてください。
大型ごみ
指定ごみ袋に入らない、もしくは重量が5kg以上あるプリンターは「大型ごみ」です。神戸市は大型ごみを戸別収集しています。収集は予約制なので、電話かインターネットで収集を依頼してください。
電話の場合は神戸市大型ごみ受付センター(078-392-7953)が依頼先です。祝日を含む月曜日から金曜日の9時から16時まで電話を受け付けています。
オペレーターの指示どおりに必要事項を伝えれば予約できますが、ごみのサイズや重量を聞かれることもあるので、これらを事前にチェックしておくことをおすすめします。
インターネットで収集を依頼する場合は、https://www.ogatagomi.city.kobe.lg.jp/Web/top
にアクセスします。画面の案内にしたがって手続きを進めていきましょう。
手数料の支払い
大型ごみの処分には手数料がかかり、「大型ごみシール券」か「キャッシュレス決済」で支払います。
電話で収集を予約した場合は「大型ごみシール券」での支払いです。近くのスーパーやコンビニで手数料相当のシール券を購入してください。
インターネットで収集を予約した場合は「キャッシュレス決済」を利用できます。各種クレジットカードのほか、LINE PayやPayPayを利用可能です。
出し方
処分するプリンターに大型ごみシール券を貼りましょう。収集日が来たら家の前などの指定場所に搬出します。通常のごみと排出時間帯は同じで5時から8時です。
インターネットで収集を申し込んだ場合はシールがないので、A4大の紙に受付番号と収集日、金額を書いて貼ってください。
ごみ処理施設に自己搬入
神戸市のごみ処理施設にプリンターを自分で搬入して処分することも可能です。この場合も事前に搬入許可を得る必要があります。予約にはe-KOBEのアカウントが必要なので、こちら(https://lgpos.task-asp.net/cu/281000/ea/residents/portal/home)で事前に取得しておきましょう。
布施畑環境センター大型ごみ持込
申込後、審査に数日程度の時間がかかります。許可が出てから以下の施設にプリンターを搬入してください。
・布施畑環境センター
住所:神戸市西区伊川谷町布施畑丸畑1172-2
布施畑環境センターは、月曜日から金曜日の8時30分から12時と13時から16時に開場しています。これらの曜日が祝日の場合、開場時間は8時30分から15時です。
本人確認書類を準備して、必ず車で搬入してください。10kgまでごとに140円の処分手数料がかかります。
不用品回収事業者を利用
不用品回収事業者を利用してプリンターを処分することも可能です。プリンターを1台だけ処分する場合はやや利用しにくいので、大掃除のあとなどプリンターのほかにも不用品があるときに利用を検討するといいでしょう。
定額制なのでごみのボリュームが多いほうがお得な料金に
不用品回収事業者の多くが一定の量までは不用品を同じ金額で引き取る「定額制」の料金を採用しています。実家の片付けなどで出たさまざまな不用品を市のごみ収集サービスで処分するのは大変です。分別しなければならないからです。不用品回収事業者を利用すれば、分別作業の負担も軽減できて、お得な料金ですべての不用品を処分できます。
まとめ
神戸市でプリンターを処分する方法を紹介しました。プリンターをひとつだけ処分するのであれば、市のごみ収集サービスを利用するのがおすすめです。
比較的規模の大きい片付け作業のあと、プリンターといっしょに不要な家財を処分するのであれば不用品回収事業者の利用がおすすめです。
兵庫・神戸えびすサポートは、神戸市内の一般家庭を中心にサービスを提供しています。プリンターの処分をお考えの方は、ぜひご連絡ください。